ページより先に、行き先を決めましょう。
先にファイル名が決まっていれば、あとで作る HTML はそこへ落ち着いて入れられます。 逆に、名前があいまいだと、ページもあいまいになりやすいです。
なぜファイル名を先に決めるのですか?
ホームページは、ページが増えるほど整理が大事になります。 先にファイル名を決めると、次のことが楽になります。
- どんなページが必要か見える
- どのフォルダに何を置くか決まる
- ChatGPT に具体的に指示しやすくなる
- リンクの設計が楽になる
- あとで sitemap を作りやすくなる
ファイル名は「整理」の土台です。
ただの名前ではありません。サイト全体の骨組みの一部です。
このステップで決めること
Step 03 では、主に次のことを決めます。
フォルダ
どんな分類のディレクトリが必要かを決めます。
ページ名
そのフォルダの中に、どんな HTML ページが必要かを決めます。
index.html の場所
セクションの入口になる index ページをどこに置くかを決めます。
共通ファイル
site.css や site.js の位置もここで考えます。
強いファイル名と弱いファイル名
強い例
/ja/training/step-01-build-locally-first.html
/ja/training/step-02-define-the-site.html
/ja/training/step-03-decide-filenames.html
/ja/tools/putty-basics.html
/ja/tools/winscp-basics.html
/ja/tools/vi-basics.html
弱い例
/ja/page1.html
/ja/newpage.html
/ja/final.html
/ja/tools/stuff.html
/ja/tools/test2.html
上の強い例は、見ただけで内容が想像できます。 下の弱い例は、あとで自分でも何のページかわからなくなりやすいです。
「あとで直せばいい」は、あとで苦しくなりやすいです。
最初にわかりやすい名前をつけておく方が、結果的にずっと楽です。
よいファイル名の基本ルール
- できるだけ内容がわかる名前にする
- 小文字でそろえる
- 単語の区切りはハイフンにする
- 日本語より英語・ローマ字ベースの方が管理しやすいことが多い
- 意味のない番号だけにしない
よい例
build-locally-first.html
define-the-site.html
putty-basics.html
save-image-urls.html
あまりよくない例
page1.html
new.html
aaa.html
putty2.html
final-final.html
なぜ index.html も先に考えるのですか?
各セクションには「入口ページ」が必要になることがあります。 たとえば:
/ja/training/index.html
/ja/tools/index.html
こうしたページは、そのセクション全体を案内する役目です。
ただし、このサイトの流れでは:
index.html の位置は先に決める。でも中身はあとで作る。
という考え方がとても大切です。
セクションの index は、詳細ページのあとで作る方が強いです。
先に場所だけ決めておくと、あとで本当にそのセクションの内容が整ったときに、 index ページを自然に作れます。
website.co.jp の例
このサイトなら、たとえば次のようなファイルツリーが考えられます。
index.html
/ja/index.html
/ja/about.html
/ja/faq.html
/ja/training/index.html
/ja/training/step-01-build-locally-first.html
/ja/training/step-02-define-the-site.html
/ja/training/step-03-decide-filenames.html
/ja/tools/index.html
/ja/tools/putty-basics.html
/ja/tools/winscp-basics.html
/ja/tools/vi-basics.html
/ja/about-webbie.html
/en/index.html
/en/about.html
/en/faq.html
/en/training/index.html
/en/tools/index.html
/images/...
/site.css
/site.js
/sitemap.xml
/robots.txt
まだ中身がなくても、これだけでかなりサイトの形が見えます。
このステップの大きな利点
ファイル名が先に決まると、次のステップが強くなります。
- 必要な画像の種類を考えやすい
- どのページを先に作るか決めやすい
- ChatGPT に「このファイルを作って」と言いやすい
- サイト全体の見通しが立つ
つまり、ここは「後の工程を整理する」ためのステップです。
ChatGPT にどう頼むとよいですか?
たとえば、次のように言うと強いです。
サイト定義はできました。
次に、HTML を作る前にファイル名とフォルダ構成を決めたいです。
以下の条件で、きれいなファイルツリーを作ってください。
- 日本語と英語の両方
- セクションごとに整理
- 小文字とハイフン中心
- site.css と site.js は共通
- index.html の場所も含める
この聞き方なら、あとでそのまま使いやすい一覧になります。
ファイル名一覧は保存しておくべきです
ここで決めたファイルツリーは、あとで何度も使います。
- ページを1つずつ作るとき
- 画像を考えるとき
- sitemap を作るとき
- トップページを作るとき
だから、決めたらメモとして保存しておくのがおすすめです。
ファイル名リストは毎回貼り直して使えます。
ChatGPT に「このファイルツリーを前提に次のページを作って」と見せると、かなり安定します。
よくある失敗
1. ページを作ってから名前を考える
後から名前を変えると、リンクや整理がどんどん面倒になります。
2. 意味のない名前をつける
page1.html や new.html だと、後で混乱しやすいです。
3. セクションごとの整理をしない
すべてを同じ場所へ置くと、サイトが大きくなったときに苦しくなります。
4. index ページをいきなり大量に作る
まずは場所を決めておいて、あとで中身を作る方が自然です。
5. 毎回ルールが変わる
途中からハイフンをやめたり、大文字小文字が混ざると、きれいさが崩れます。
ファイル名は「制作前の整理」です。
HTML を作る前に行き先を決める。これが、あとでサイトを大きくしても崩れにくくするコツです。
このステップのゴール
Step 03 のゴールは、次の状態になることです。
- フォルダ構成が見えている
- 必要なページ名が決まっている
- index.html の位置が決まっている
- 共通ファイルの位置が決まっている
- あとで再利用できるファイルツリーが保存されている
最小チートシート
HTML を作る前に決める:
- フォルダ
- ページ名
- index.html の場所
- site.css / site.js の位置
よいファイル名:
- 内容がわかる
- 小文字
- ハイフンで区切る
先に名前
あとで中身
この6つができれば次へ進めます。
完了: 0/6