sitemap は「あとで」でなく「整ったら」作るものです。
早すぎると、まだ存在しないページまで入れてしまったり、あとで直しが増えたりします。 だから、この流れでは詳細ページとセクション index がそろってから作ります。
このステップで作るもの
Step 11 では、主に次の3つを作ります。
/sitemap.html— 人が見るためのサイト一覧ページ/sitemap.xml— 検索エンジンやツール向けのサイト一覧/robots.txt— クローラーへの基本案内
どれも主役のページではありませんが、サイト全体の整理と公開品質に関わる大事なファイルです。
sitemap は「本当にあるサイト構造」を反映するものです。
だから、ページがある程度そろってから作る方が自然で強いです。
なぜこのタイミングで作るのですか?
ここまでで、あなたはすでに:
- サイト定義を決めた
- ファイル名一覧を決めた
- 画像を整理した
- 詳細ページを作った
- セクション index ページを作った
つまり、今はサイトの「中身」がかなり見えている状態です。 だからこそ、サイト全体を一覧化する sitemap 類を作るのにちょうどよいタイミングです。
早すぎる sitemap は、あとで古くなりやすいです。
先に作りすぎると、あとでページ追加や変更が多くなり、何度も直したくなります。
sitemap.html とは何ですか?
sitemap.html は、人が読むためのサイト一覧ページです。
つまり、訪問者がサイト全体を見渡せるページです。
たとえば次のような役割があります。
- どんなセクションがあるか見せる
- どんな主要ページがあるか見せる
- サイト全体の見取り図になる
特にページ数が増えてきたサイトでは、とても便利です。
sitemap.xml とは何ですか?
sitemap.xml は、人よりも検索エンジンや各種ツール向けの一覧ファイルです。
ページURLを機械が読みやすい形で並べます。
言いかえると:
sitemap.htmlは人向けsitemap.xmlは検索エンジン向け
と考えるとわかりやすいです。
robots.txt とは何ですか?
robots.txt は、検索エンジンなどのクローラーに対して、
このサイトをどう見てほしいかを簡単に伝えるファイルです。
多くのシンプルな公開サイトでは、基本形はとても短いです。
User-agent: *
Allow: /
Sitemap: https://website.co.jp/sitemap.xml
これで「全体を見てよいこと」と「sitemap.xml の場所」を伝えられます。
なぜ sitemap.html と sitemap.xml を両方作るのですか?
| ファイル | 主な相手 | 役割 |
|---|---|---|
sitemap.html |
人 | サイト構造を見やすく案内する |
sitemap.xml |
検索エンジン | URL を機械向けに整理して伝える |
目的が違うので、両方ある方がサイト全体としては強いです。
html は人用、xml は機械用。
まずはこの感覚で十分です。
どうやって作ればよいですか?
まず、本当に存在しているページ一覧を使います。 たとえば:
/ja/index.html
/ja/about.html
/ja/faq.html
/ja/training/index.html
/ja/training/step-01-build-locally-first.html
/ja/training/step-02-define-the-site.html
/ja/training/step-03-decide-filenames.html
/ja/training/step-04-make-images.html
/ja/tools/index.html
/ja/tools/putty-basics.html
/ja/tools/winscp-basics.html
/ja/tools/vi-basics.html
/ja/about-webbie.html
/en/index.html
/en/about.html
/en/faq.html
/en/training/index.html
/en/tools/index.html
このような一覧があると、sitemap 類をかなり素直に作れます。
ChatGPT への頼み方の例
たとえば、こう頼むと強いです。
今ある実在ページをもとに、次の3つを作ってください。
/sitemap.html
/sitemap.xml
/robots.txt
条件:
- 実在するページだけ入れる
- sitemap.html は人向けで読みやすく
- sitemap.xml は検索エンジン向け
- robots.txt はシンプルに
- sitemap.xml の場所を robots.txt に書く
ページ一覧:
- /ja/index.html
- /ja/about.html
- /ja/faq.html
- /ja/training/index.html
- /ja/training/step-01-build-locally-first.html
- /ja/tools/index.html
- /ja/tools/putty-basics.html
...
こうすると、かなり実務的な出力になりやすいです。
sitemap.html で大事なこと
sitemap.html は単なる長いリンク一覧でもよいのですが、見やすく整理するともっと強くなります。
- 日本語セクション
- 英語セクション
- Training
- Tools
- 基本情報ページ
こうした単位で分けると、見る人にもわかりやすくなります。
sitemap.xml で気をつけること
sitemap.xml は、公開予定でないものまで何でも入れる場所ではありません。
基本的には:
- 本当に公開するページ
- 実際に存在するページ
- サイトの一部として見せたいページ
を入れます。
下書きや実験ファイルまで入れない方が安全です。
sitemap は「公開サイトの構造」を示すものです。ローカルの試作一覧ではありません。
このステップは「構造確認」にもなる
sitemap 類を作ろうとすると、自然に次のことに気づけます。
- どのページがまだ足りないか
- セクションの偏り
- 言語ごとのバランス
- 構造が複雑すぎないか
つまり、このステップは単なる補助ファイル作成ではなく、 サイト全体の見直しにもなっています。
なぜトップページの前なのですか?
このサイトの流れでは、まだトップページを最後に残しています。 その前に sitemap 類を作る理由は:
- 今ある実際のページ構造を確認できる
- サイト全体が見えるようになる
- トップページで何を紹介すべきかが見えやすくなる
つまり sitemap を先に作ることで、トップページもより正確に作りやすくなります。
sitemap はトップページ前の総点検でもあります。
何が本当にできているかを整理できるので、最後のトップページも強くなります。
よくある失敗
1. 早すぎる段階で作る
まだページが少ない段階だと、あとで直しが増えやすいです。
2. 実在しないページを入れる
先の予定まで入れすぎると、実態とズレます。
3. sitemap.html をただの乱雑な長い一覧にする
セクション分けした方が、ずっと読みやすいです。
4. robots.txt を忘れる
短いファイルですが、sitemap.xml の案内としても意味があります。
5. ローカルの不要ファイルまで入れる
公開サイトとして見せたいものだけを入れる方が自然です。
sitemap ファイルは、サイト全体を言葉で整理し直す作業でもあります。
だからこそ、ページがある程度そろったこの段階で作る意味があります。
このステップのゴール
Step 11 のゴールは、次の状態になることです。
sitemap.htmlがあるsitemap.xmlがあるrobots.txtがある- 実際のページ構造が整理されている
- トップページを作る前の全体確認ができている
最小チートシート
このステップで作るもの:
- sitemap.html
- sitemap.xml
- robots.txt
覚え方:
- html は人向け
- xml は機械向け
- robots.txt は基本案内
作るタイミング:
- 詳細ページのあと
- セクション index のあと
- トップページの前
この6つができれば次へ進めます。
完了: 0/6